Ultracortex Mark IV
Ultracortexは、いかなるOpenBCIボードも対応できるよう設計された、オープンソースな３Ｄプリント可能なヘッドセットです。研究レベルの脳波（EEG）、筋電図（EMG）そして心電図（ECG）の記録も可能です。Ultracortexマーク IV は、国際10-20法で定義された35の場所より最大16チャンネルの脳波を取り出すことができます。16チャンネルまでの脳波計を取り出したい場合は、マークIVと16チャンネルR&Dキットをご使用下さい。それ以上必要な場合は、OpenBCIボード上のGPIOピンをご使用下さい。
Ultracortexマーク IVは、最新の３Ｄプリント可能なバイオセンシング・ヘッドセットです。ヘッドセットのほとんどの部品は、デスクトップ型３Ｄプリンターで製造できるよう設計されています。ヘッドセットは、バネで留められた、乾式のAg-AgCl電極を使用しています。扱いにくいジェルは必要ありません。ヘッドセットは、高度にモジュラー化されており、最高の快適さと信号品質を調整できるように設計されています。
この製品は、発注者ご自身で３Ｄプリントをしていただく’Print It Yourself’、全てのパーツを受け取りご自身で組み立てる’Unassembled’があります。加えて、組み上げ済の’Pro-Assembled’バージョンも用意しています。このバージョンは、お客様ご自身で組み上げる必要がないため、すぐにご使用になれます。ただし、以下のOpenBCIボードはオプションとなっていますので、別途お買い求め下さい。
・ガングリオン・ボード（4チャンネル）
・32bitボード(8チャンネル)
・16チャンネルR&Dキット(16チャンネル)
■ 特徴
・調整可能な乾式、Ag-AgClセンサ
・国際10-20法で定義された35の場所より最大16チャンネルの生体データ（脳波、筋電図、心電図）を取り出すことができます。
・著しく単純化された組み立て工程
・３サイズ（スモール、ミディアム、ラージ）
・質量：262グラム（バッテリー（3.7V 500mAh）こみ）
■ ご注意
・これらのキットには、OpenBCIボードは含まれていません。ヘッドセットを十分に機能させるためには、OpenBCI 32bitボードもしくはOpenBCI 16チャンネルR&Dキットを別に発注していただく必要があります。
・この製品のバージョンには、組み立てが必要なものがあり、組み立ての工具類は含んでいません。
・バッテリーは含んでいません。
・'Unassembled' と'Pro-Assembled' の場合、納期は２週間余分に掛かります。
32bit OpenBCIボードオーバービュー
32bit OpenBCIボードは、32bitプロセッサを搭載した Arduino準拠の８チャンネル・ニューラル・インターフェースです。
このボードはそのコアであるPIC32MX250F128Bマイクロプロセッサを実装しているので、十分なローカル・メモリ容量と処理速度を有しています。また、プリ・フラッシュされたchipKIT(TM)ブートローダーと最新のOpenBCIファームウェアが装備されています。
32bit OpenBCIボードは、脳波（EEG）、筋電図（EMG）そして心電図（EKG）を処理できます。ボードは、RFDuino無線モジュールを基本とした、OpenBCIプログラマブルUSBドングルを通してコンピュータと無線で通信をします。また、他のモバイル・デバイスやBluetooth(BLE)のあるタブレット互換機と通信できます。
もし、研究のためにボードを使用することに興味があり、ハードウェアに執着しないならば、心配する必要はありません。
ボードとドングルは、最新のファームウェアが書き込まれた状態でお手元に届けられるので、ハードウェアの経験の少ない研究者や開発者もOpenBCIを使用することができます。OpenBCIボードのデータ出力フォーマットは年々大きくなりますが、拡大する現存のバイオフェードバック・アプリケーションやツールが互換性を保ちます。
キットの中身は次の通りです。
・(x1) OpenBCI 32bitボード
・(x1) OpenBCI プログラマブル・ドングル(Bluetooth通信用)
・(x1) ヘッダー・ピン
・(x1) 6V AAバッテリー・ホルダー(電池は含んでいません)
・(x4) プラスチック支柱（ボード固定用）
技術仕様
OpenBCI 32bitボード
・差動、高ゲイン、低ノイズ 8 チャンネル入力
・能動ならび受動電極互換
・Texas Instruments ADS1299 ADC
・chipKIT(TM) ブートローダー(50MHz)付属PIC32MX250F128Bマイクロコントローラー
・RFduino低電力Bluetooth
・24-bitチャンネル・データ解像度
・プログラマブル利得： 1, 2, 4, 6, 8, 12, 24
・3.3V動作電圧
・+/-2.5V アナログ動作電圧
・3.3-6V 入力電圧
・LIS3DH 加速度計
・マイクロＳＤカード・スロット
・5 GPIOピン（うち3ピンはアナログ用）
OpenBCIドングル
・RFdigital(TM)社RFD22301無線モジュール
・FTDI社FT231X USB・シリアル変換チップ
・OpenBCIボードやドングルへコードのアップロード可能
・RFduinoフォーム・ファクターとピン互換
スタンドアロン・アプリケーション（脳波ビューワー）や各種SDK、ドライバ類は自由にダウンロード
してご使用いただけます。
■ スタンドアロン・アプリケーション ■ ソフトウェアSDK ■ リサーチツール・ドライバ
・Windows ・Processing (Java) ・MATLAB
・Mac ・Python ・MNE-Python
・Linux ・Javascript (Node.js) ・Neuromore
・Arduino ・OpenViBE
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